スペイン料理。
イタリア料理やフランス料理と比べると結構得体のしれない料理ですよね。そもそもお店があまり無い。よく考えてみると、アヒージョ、パエリアくらいしか出てこない。
調べてみたら、知らないメニューが沢山ありました。
※こちらの記事が色々紹介されていて面白かった
「スペイン料理のおすすめ30選!スペイン旅行や観光で食べたい絶品グルメ」
例えば、
タルタ・デ・サンチャゴ(Tarta de Santiago)
とか、名前を聞いても全然イメージできない料理ばかり。けど美味しそう。
今回は、横浜関内のスペイン料理屋さんに行ってきました。
1970年創業の老舗店の「カサ・デ・フジモリ」さん。いかにもスペインな外観ですぐ分かります。
2017年くらいまでは、目黒にもお店があったようですが、現在は関内店のみ。JR関内駅から徒歩5分程度です。
店内は4人掛けテーブルが10数卓。
休日のお昼時で満席でしたが、5分程度待つと入れました。
店内には、色々な骨董品?がちりばめられているよう。謎解きとかで使えそう。
店内はこんな感じ。おしゃれで女子が好きそうです。
ランチメニューはこちら。
※「パエージャ」というのは、パエリアのことのようです。
せっかくなので、迷わずパエージャランチにします(2850円)。
まずは、前菜3品。
※8品の中から選択する形式
※2人で頼む場合も、3品とのこと(6品ではない)
スペイン風オムレツ、小海老のオリーブ油焼(アヒージョ)、魚介類のマリネ
すべて美味しかったのですが、ここで一番感動したのはアヒージョ。
ニンニクのこがし具合が絶妙でした。しかも結構なニンニクが入っているはずなのに、優しい味。一緒に出してくれたパンが止まらない。(美味しすぎて写真がぼけた)
生ハムと洋野菜のサラダ。生ハムのうまみが半端じゃない。ペロリ。
続いてメインのパエージャ。
写真を撮らせていただいた後、目の前で、店員さんがスプーンを使ってパエリアをガシガシフライパンから削いでくれます。
1分くらい結構時間をかけてきっちり削いでくれるので、キッチンで削いできてくれれば良いのでは?と一瞬思いましたが、
綺麗なパエリアの姿を見せてくれるサービス精神が素晴らしい。料理は見た目も大事ですよね。
見た目だけではなく、味も今まで食べたパエリアの中で一番美味しかった。
魚介の旨味をライスがすべて受け止めていて、かつ、こがし具合が絶妙(おこげがめちゃくちゃ美味しい)。
スペイン料理って、めっちゃ火加減が重要なんですね。
これは家では絶対に作れない。
最後の一粒まで満喫したくて、ひたすらフライパンをカリカリしていました。
パエリアを食べるなら、間違いなくおすすめ!
そしてスペイン料理について考える良いきっかけになりました。
ごちそうさまでした。