どうも、浜男です。
日々、食べたもの・行った場所を記事にしてまとめている私ですが、食事に関心の無い人って結構いますよね。
何も拘らずに、サプリメントのみでOKみたいな人。
美味しいものを食べることが、人生を楽しむことに繋がると信じる私にとっては、愚の骨頂としか思えません。
なぜそういった人が存在するのか。理由として、
・食事をした時の感動が薄い(美味しいと思うことがない)のでは?
そんな仮説を持ちましたが、そもそも「おいしい」ってなんでしょう?
ふと頭をよぎるのは、美味しんぼ35巻「おかず対決」の話です。
中学生のころ初めて読みましたが、まだ覚えています。
ストーリーは、主人公の山岡さんが、空き缶で滑って嗅覚がなくなります。
とくに、下記のセリフは印象的でした。
「鼻をつまんだ状態でマグロとヒラメの刺身を食べても違いが判らないのと同じ」
「人間が食べ物の味として総合的に抱く印象は、匂いによって決定される部分が大きいんだ」
「鼻が利かないと食べ物がおいしくなく、生きてる楽しみがない」
結果的には、辛味大根で嗅覚の戻る山岡さんですが、それくらい嗅覚というのは大事なんだと、当時の私は子供心に思ったものでした。
嗅覚に限らず、5感は大きいですよね。
昨年、突発性難聴を患った際も、やっぱり普段より食事が美味しくなかったです。
おいしさとは
5感で決まるもの
食べ物のおいしさは、やっぱり概ね5感で決まりますよね。
ちょうど、レーダーチャートを作ってみたかったので作成(こちらの記事参照)
[amcharts id=”radar-1″]
味、匂いは当然ですが、温度にもこだわるラーメン屋さんもありますよね。
食感も大事ですよね。(私は堅あげポテトが大好きです)
近年流行りの「映え」もおいしさの内ですし、ASMRなども出てくるくらい食事の音もおいしさの一つです。(私は堅あげポテトが大好きです)
5感以外で決まるもの
それでは、上記のレーダーチャートを埋めれば、普遍的なおいしさの評価ができるのか?
そんな訳ないですよね。
同じものを食べても、自分の精神状態によって、もののおいしさは変わってきます。
他の事で頭が一杯な時には、何を食べたって「おいしく」は感じないでしょう。
下記の記事がとてもよくまとめられておりました。
【おいしさの研究①】おいしさとは?うま味とは?コクとは?「おいしさ」を科学します!(味覚篇)
ヒトが料理を味わう時にも、五感全てを使い、味や香りや食感や熱等を感じ取ります。
さらに、これら五感に経験(食文化)、情報(先入観)等の環境要因や、心、身体の状態が加わり「おいしさ」が決まります。
全く持ってそのとおりですよね。
「冒頭の食事に関心がない人」の話に関しては、つまり、「情報(先入観)や、心、身体の状態によって、食事を美味しく感じないのでは」と推察されます。
食事をいかに美味しく、人生を豊かにするか、という観点で、「ものを美味しく食べれるような状態でいること」が最も大切だと感じた今日この頃です。