「孤独のグルメ」というお気に入りのテレビドラマがある。
端的に言えば、おじさんが外食するだけの話だけど、不思議な癒し効果がある。
とある回で、松重豊さんがとても美味しそうにギリシャ料理を食べるものだから、ギリシャ料理を食べたくなった。
ちなみにドラマでは、東麻布の「タベルナ ミリュウ」さんが取り上げられていました。こちらも今度行ってみたい。
今回は、関内にある「スパルタ」さんに行きました。
近くに住んでいた時に何度か来たことがあるけど、5年ぶりくらいに訪れます。
こちら、日本で最も歴史のあるギリシャ料理屋さんだとか。さすがは港町横浜。
店内は2人掛けのテーブル席が沢山あり、55席もあるようだ。広い。
カラーは白と青で統一されていて、まるでギリシャに来たような錯覚を覚えます。
ランチメニュー。
松重さんが食べていた「ムサカ」を食べてみたかったので、「ムサカセット」(2000円)に即決。
まずはサラダ。ギリシャサラダは、塩コショウ、オレガノ、オリーブオイルというシンプルなものらしい。
食欲が掻き立てられます。
前菜6品。
タコのマリネ、フェタチーズ、ビーツ、2種のオリーブ、ジャジキ(ヨーグルトとキュウリのディップ)、タラモサラダ(たらこのポテトサラダ)。
実に異国感を感じて楽しい。タコ美味い。
続いてパンとスープ。
前菜のジャジキとタラモサラダをパンにつけるとまた美味。
スープはお魚が入っていて美味しい。日本人にとっての味噌汁的な位置づけなのでしょうか。
待ちに待った、メインの「ムサカ」。ムスカではなく、ムサカ。
ジャガイモとナスとひき肉とホワイトソースの重ね焼きとのこと。
思っていたよりも厚め、かつ柔らかいので中々食べにくい。
ナス不要じゃないか?とも少し思ったけど、これはこれで美味しい。栄養的にも良い。
食後は、デザートの「バクラバ」。これも孤独のグルメで出てきたので気になっていた。
くるみとアーモンドとはちみつのケーキです。クルミっ子に近しい。
ただ、食感のサクっと感はあまりないので、クルミっ子の方が好み。甘いのでコーヒーと合います。
ちなみに、バクラバはトルコでも作られているようで、インドのグラブジャムンかトルコのバクラバが世界一甘いと言われるとか。
全体的に、実に満足感の高いランチでした。
店内の雰囲気と相まって、まるでギリシャに旅行しに来たような気分にもなれる。
いつか、サントリーニ島にも行ってみたいものです。ご馳走様でした。