「凄麺」シリーズ全種類食べてみた

ラーメンをこよなく愛する私が、カップ麺の「凄麺」シリーズを食べ比べてみました。

凄麺とは

「凄麺」とは、ヤマダイ株式会社が製造するカップ麺のシリーズです。ご当地シリーズなど、スーパーやコンビニでよく見かけますね。

とくにノンフライ麺に拘っており、「カップ麺を超越した存在になりたい!」という想いを実現したカップ麺とのこと。(ヤマダイ株式会社HP 凄麺のココがスゴイを参照)

ノンフライということで、他社カップ麺よりもカロリーが低い。そのため、ダイエット中でもまぁ良いか!という気分で食べれる点が特徴。

私が凄麺食べ比べを実施した2021/8~2022/2の期間において、本シリーズは計28種類のカップ麺が存在していた。内訳は下記のとおり。(詳細はヤマダイ株式会社HPを参照)

  • ご当地シリーズ:23種類 ※汁無しを含む
  • 逸品シリーズ :4種類
  • そばシリーズ :1種類

ちなみに、凄麺は2021年に20周年を迎えました。

20周年特設サイトを開設し、その歴史を紹介するなどの取り組みを行っており、必見です。

ノンフライのカップ麺ブランド「凄麺」は2001年10月29日に誕生し、おかげさまで20周年を迎えました。記念にスペシャルコンテンツをご用意しましたのでお楽しみください。

凄麺ベスト3

28種類の凄麺を食べ比べた結果、私のベスト3は以下のようになりました。

第1位:ねぎみその逸品(はまログ評価3.6)

・短冊切りのシャキシャキのねぎ
・太麺と相性の良い芳醇なみそ味スープ
・別添には香り高いおろしにんにくつき

https://www.newtouch.co.jp/ec/brand/sugomen/399

凄麺自体は「麺へのこだわり」というものの、本商品の特筆すべきはスープ。スープの美味しさがお店レベル。おろしニンニクを入れるとまた非常に美味しい。これはカップ麺を超越しているかもしれない。
この理由は、素晴らしい商品開発に加えて、やはり味噌という調味料が美味しすぎるのだと感じた。あと、味噌とネギって何でこんなに相性良いのでしょうか。

第2位:鶏しおの逸品(はまログ評価3.6)

・鶏の旨みが詰まった、スッキリとした塩ラーメン
・スープには名古屋コーチンのだし使用
・味の変化を楽しめるゆず胡椒パウダー付き

https://www.newtouch.co.jp/ec/brand/sugomen/400

炙った鶏のような香ばしさと鶏油味を感じるスープが美味しい。

様々な味のラーメンが食べれる昨今、塩ラーメンというジャンル自体の他との差別化や創意工夫の難しさ等を感じ、評判の良い店舗で食べる塩ラーメンにがっかりする経験もある。そんな難しい塩ラーメンだが、お店と比較しても遜色なく美味しく感じた。拘りのノンフライ麺も細麺でツルツル。

第3位:佐野らーめん(はまログ評価3.5)

・ 佐野らーめんの特徴である平打麺を再現
・ レトルト具材のチャーシュー、メンマ入り
・ あっさりしながらもコクと肉感のあるスープ

https://www.newtouch.co.jp/ec/brand/sugomen/269

「ラーメン」ではなく、「らーめん」。2002年から続くベストセラー。モチモチの平打ち麺が非常に美味しいです。あっさり甘めのコクのある醤油。胡椒もしっかり効いてます。カップ麺の醤油カテゴリの中でもトップ3に入るかもと思う美味しさでした。

その他

せっかくなので、それぞれの商品のメモ。

横浜とんこつ家(はまログ評価3.4)

いちファンとしては、「家系ラーメン」と商品化してほしいところだが、あくまで横浜とんこつ家。

家系マストのほうれん草とのりがしっかり入ってます。こうした具材への拘りも非常に素晴らしい。中太の縮れ麺も美味く、クオリティ高め。スープはあっさりめで豚骨のコク深さはやや足りなさを感じるけど、下手なチェーン家系よりは美味く感じた。

徳島ラーメン(はまログ評価3.4)

醤油豚骨。コッテリでうまい!
まろやか卵黄ソースを入れたおかげか、味のコクがすごい。下手なお店より全然美味しい。

奈良天理スタミナラーメン(はまログ評価3.4)

ニンニク、ニラと中々のパンチ。豆板醤のちょい辛が絶妙に合う美味しい。白菜がシャキシャキ。

サンマー麺(はまログ評価3.4)

実はあまり食べたことないけど、横浜発祥のサンマー麺。五目あんかけラーメンみたいな感じ。これでカロリー309kcalはすごい。かやくの多さがこだわりを感じます。普通は2,3個だけど、これは4こも入ってた。

長崎ちゃんぽん(はまログ評価3.4)

リンガー〇〇より美味しい。しっかりと魚介の旨味が効いたスープとモチモチのちぢれめんが美味しい。

名古屋THE・台湾まぜそば(はまログ評価3.4)

焼きそばみたい。魚粉の旨味と唐辛子のピリ辛。麺もモチモチでお店のまぜそばと遜色ない美味しさ。

信州味噌ラーメン(はまログ評価3.4)

具材は野沢菜、しめじ、鶏肉団子、八幡山の七味と、信州缶マックス。味噌ベースに、にんにく、玉ねぎの旨味とネギの旨味が合わさってうまい。モチモチの麺と合う。七味の辛味がアクセントになってよい。ネギ味噌の逸品を田舎風にした感じで美味い。

酸辣湯麺の逸品(はまログ評価3.4)

酸味と辛味、旨味のバランスがとても良い。細麺があんかけスープによく合います。

仙台辛味噌ラーメン(はまログ評価3.3)

思ったより辛い。しょっぱいので、スープはなるべく飲まないように。具材にもやしが入っているなど、工夫が見られる。味噌って美味しすぎて評価しにくいけど、普通においしい。お店のラーメンとほぼ変わらん。

札幌濃厚味噌ラーメン(はまログ評価3.3)

ザ味噌ラーメン。完全にお店の味。
仙台みそとの大きな違いはよく分からん。普通にうまい。

焼津かつおラーメン(はまログ評価3.3)

かつぶしの魚介の旨味と醤油豚骨が絶妙にあう。麺がツルツルでうまい。本番のラーメン食べてみたくなった。

中華そばの逸品(はまログ評価3.3)

どシンプル。逸品という言葉がただしいのかは不明。正統派。具はメンマネギチャーシューのみ。

「全てを極めた」かは分からないけど、普通に美味しい海外で食べたいようなラーメン。

鴨だしそば(はまログ評価3.3)

凄麺唯一のそばシリーズ。中々入手するのが大変だった。ヤマダイさんの問い合わせセンターに2回もお世話になりました。ありがとうございます。鴨だし蕎麦はやっぱりどん兵衛かな!

京都背脂醤油味(はまログ評価3.2)

背脂醤油。塩分が強め。
背脂感は薄い。麺がツルツル。ネギが多くて美味しい。

喜多方ラーメン(はまログ評価3.2)

麺がモチモチ。佐野ラーメンと同じ。
スープは佐野ラーメンより劣る。特徴が少なめな醤油ラーメンで普通かなー。

新潟背脂醤油ラーメン(はまログ評価3.2)

背脂たっぷりのスープがうまい。意外にあっさりな醤油らーめん。お店で食べた新潟背脂醤油ラーメンは太麺だったけど、さすがに再現は難しいのか麺は普通だった。

青森煮干し中華そば(はまログ評価3.2)

煮干し感強め。細麺がよくあう。お麩が入っていて東北っぽい。

広島THE・汁なし担担麺(はまログ評価3.2)

ピリ辛で美味しい。辛すぎず、誰でも食べれそう。たれの旨みがしっかりあってうまい。麺は意外に細麺。中太くらいの方が好み。

博多とんこつラーメン(はまログ評価3.1)

お湯を入れて2分と短めなのが特徴。細麺。スープはごま、ネギが効いてる。キクラゲも少し入っている。フードコートの豚骨ラーメンという感じ。

函館塩ラーメン(はまログ評価3.1)

普通の塩ラーメン。麺はモチモチで美味しいけど、塩ラーメンの限界はある。お店の塩ラーメンと遜色ないとはと思う。具材に麩が入ってるのが珍しい。

富山ブラック(はまログ評価3.1)

パケの「AMAZING TOYAMA」のセンス。しかし、富山ブラックって名前考えた人すごいな。文字通り真っ黒なスープ。とはいえ、濃すぎるわけでもない。黒胡椒のスパイスが効いていて、うまい。

尾道中華そば(はまログ評価3.1)

素朴な中華そば。背脂多め。ちょい甘い。普通かなー。

千葉竹岡式らーめん(はまログ評価3.1)

博多ラーメンなみに細麺。つるつる。玉ねぎのせいか結構甘めな醤油スープ。

名古屋台湾ラーメン(はまログ評価3.1)

激辛。

東京八王子たまねぎ醤油ラーメン(はまログ評価3.3)

よく見たら凄麺じゃなかった。間違えた。甘めの醤油スープ。シャキシャキ玉ねぎの旨味が強い。ツルツル細麺。麺のおいしさは日清の強み。

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