どうも、浜男です。
先日、寅さん記念館を見学しに柴又まで行ってきました。
柴又の近くには、亀有があります。
亀有には、食べログ2位のラーメン屋「ののくら」さんがあります。
一時は食べログ1位だったり、以前から気になっていたので、せっかくなので行ってきました。
メニューはこんな感じ。行列に並ぶ前に、店内の券売機で購入します。
せっかくなので、「特製中華そば(1250円)」にします。
購入後、行列に並びます。
20人程度でしょうか。思ったより行列は短く、「ラッキー」くらいに思っていました。
しかし、非常に回転が遅い。
店内も小さめで、カウンター7席のみ。
しかも、歩道の端っこで行列ができるので、あまり落ち着かない。
結局、2時間弱並んでようやく食べれました。
久々にこんなに並んだ!ディズニーか!
ちなみに、醤油にするか塩にするかは、行列の途中で店員さんが聞いてくれます。
直前まで悩みましたが、最初はやっぱり醤油!
苦労してたどり着いた1杯。
美しいです。
なお、調理場を見ていて衝撃だったのは、麺をほとんど湯切りしていなかった。
ざるを何秒か吊るしていたのみ!
「超多加水麺」というのを売りにしており、麺が柔らかく、湯切りによるダメージが強いのでしょうか。珍しい!
一口食べてみましたが、想像以上に太麺でモチモチ!美味しい!
そして、スープは思っていたよりもジャンキー!
今まで行ったお店だと、横浜の「星印」さんと、自由が丘の「堀川」さんの中間のようなスープ!
具材も、チャーシュー(鶏、豚)、メンマ、味玉、三つ葉と美味しい。
太麺の影響か、とてもボリューミーに感じました。お腹いっぱい。
味もさることながら、接客が非常に丁寧。
これは人気出るなーと思いながらも、2時間並ぶほどには思えなかった。
ハードルが上がりすぎてしまった。
ちなみに、行列に並んでいる間、食べログの口コミを見ていましたが、レビューがやたら大げさで鬱陶しい。麺の湯で時間をiphoneで測定するやつまでいる始末。
食べログ評価が人を集め、ラーメンおたくが異常に持ち上げて、また評価が上がる。
亀有というやや離れた土地も相まって、そんな図式になっているような気がします。
この一杯は非常に美味しく素晴らしかったのですが、
「他のお店と大きく異なるか」というとそんなこともなくて。
むしろ、例えばすぐに食べれて十分に美味しい「星印」さんの方が、総合的な満足感は高かったりする。
これが、「海外で他に美味しいラーメン屋さんがない」とかであれば、2時間待っても十分な満足感を得られると思います。
東京では、選択肢が沢山あるが故に、本来は「店舗の評価」というのはある程度分散されるはずで、このお店のように「飛びぬけた評価をされているお店」というのは、その実、「おたくの集客サイクル」による影響が大きいのかもしれない。
先日、「おいしいとは何か?」と少し考えたが、モノのおいしさとは主観的なもので、「評価が高い=美味しい」と、情報を食べているような人/側面がある。
問題は、それが良い・悪いではなく、そのような人/側面があることを理解した上で、他人の評価方法とは独立して、自分の舌で正当な評価をすることが、生活(はまログライフ)を豊かにするということです。
どんな飲食店でも、2時間も並ぶもんじゃないと改めて思ったひと時でした。
ご馳走様でした。