「永遠の0」等で有名な百田尚樹さんの「カエルの楽園」を読んだ。
あらすじと感想
国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。
その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。
だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。若い世代から大人まで、年齢を問わず夢中になれる物語にして
すべての日本人の意識を揺さぶる新しい寓話。
カエルが出てくるので可愛い話かと思いきや、暗い。
信仰や領土問題等、今の日本の状況になぞらえて色々書いてあります。
政教分離という言葉を想起させる、激しい人達の意見が多そうなテーマです。
とくに信仰もないので分からないですが、最後のローラの言葉にはと怖さを感じた。
社会の在り方について考えるような本でした。なんでカエルなんだろう。
はまログ評価3.1