【横浜・中華街】老舗中華や「奇珍楼」(はまログ評価3.5)

どうも、浜男です。

 

横浜の中華街を少し離れた、知る人ぞ知る名店「奇珍楼」さんに、先日行ってきました。

 

A子ちゃんが職場のおじさんから勧められたとのことで知りましたが、JR山手駅から徒歩10分くらいの割かし辺鄙な場所にあるので、自力では中々知りえなかっただろうなと思います。

 

1918年創業で、100年続いている老舗とのこと。

同じ老舗でも、先日レビューした「萬珍樓」さん(こちらでレビューしてます)とは違い、所謂、町の中華やさんという佇まい。

 

日曜日の昼間に訪れましたが、行列ができているのですぐ分かりました。

山手という人通りが少ない街並みで、この近辺だけ異常な人口密度となっておりました。

 

こういっては何だけど、暖簾からは寂れた感じの佇まいでした。

ちなみに、客が「奇珍」と略して呼ぶうちに看板も「奇珍」になったようですが、正式名は「奇珍楼」さんのようです。

けど、食べログでは「奇珍」と表示されていたりするので、正直どっちでもよいのかもしれません。

 

店内は、4人掛けテーブルが8つあり、結構広いです。

(別の部屋に円卓もありましたが、そちらは予約制とかなのかも。)

 

早速メニューを選びます。

両面2枚で簡潔にまとめられているのは良いですねー。麺類が多め。

 

個人的には、「五目ウマニ、青豆海老ウマニ」あたりの語感がツボ。

 

中華でチャーハンは譲れないですよね。(940円)

 

具材は、玉子とグリンピース、長ネギ、ナルト、海老、チャーシュー。

特別においしい!という感じではないけど、実に素朴で日常的に食べたくなるような味でした。

 

ラーメンも外せない!ワンタン麺(660円)を頼みます。

 

こちらも非常に素朴なお味。オイリー感やしつこさがないので高齢者でもおいしく食べれそうな感じ。あと、メンマが異常にでかい。それなのに柔らかい!

調べてみるとメンマには相当な拘りがあるらしく、作るのに10日もかかるようです。乾燥メンマを4日間毎日煮込んだ後、6日間、水を毎日3回取り替えるという、大変な手間をかけて作っているみたい。

 

「竹の子そば」というのを頼むと、このメンマが大盛で出てくるらしいです。

ちなみに、ワンタンはふつう。

 

最後に、A子ちゃんがおじさんから勧められたという「五目焼きそば」(1050円)を頼みます。

 

具材は、海老、いか、人参、豚肉、キャベツ、ナルト、キクラゲ、玉ねぎ、タケノコ、さやいんげん、錦糸玉子と、具だくさんで非常に贅沢!

かた焼きそばのカリカリの麺とよく合います。

こちらの麺も相応なこだわりがあるようで、極細の麺を2時間蒸した後、2日かけて乾燥させたら熱湯で戻し、油で揚げるという、かなりの手間がかかっているようです。

 

全体的に、日常的に食べたくなるような、町の中華料理の究極といっても過言ではないと感じました。食べた後に調べてみて、これだけ下準備に時間をかけて、拘って作っているのだとわかって納得しました。それを100年続けるって本当にすごいことだなーと少し感動。

 

豪華絢爛な中華料理ではなく、素朴な中華料理を食べたいというときにおすすめです!

ごちそうさまでした。

 

食べログ評価:3.7 ※食べログページはこちら
はまログ評価:3.5

2件のコメント

  1. 私もここ行きました。
    至高のチャーハンが食べられるのでぜひ。
    浜男さん中華好きですよね。

    1. チャーハンは、パラパラとしっとりの中間といった感じでしたね。
      個人的には白飯も固めが好きなので、パラパラ系統の方が好みかもと感じました。

      中華はみんな大好きですよね。

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