【レビュー】「そして五人がいなくなる」(はまログ評価3.5)

突如読み返したくなった、青い鳥文庫。

私の人生で、おそらく初めて、作者さんで読む本を選ぶようになったのが、はやみねかおるさん。

小学生くらいの当時は、文体とか、物語のキャラクターがとても好きだった覚えがある。

アラサーの男が手に取る本ではないですが、厳重なブックカバーをかけて読み返してみました。

あらすじと感想

夢水清志郎は名探偵。表札にも名刺にも、ちゃんとそう書いてある。だけど、ものわすれの名人で、自分がごはんを食べたかどうかさえわすれちゃう。おまけに、ものぐさでマイペース。こんな名(迷)探偵が、つぎつぎに子どもを消してしまう怪人「伯爵」事件に挑戦すれば、たちまち謎は解決……するわけはない。笑いがいっぱいの謎解きミステリー。

児童小説なので当たりまえですが、非常に読みやすい。1時間くらいで読めちゃう。

一応、ミステリー小説のくくり。

思い出補正も多分にあるとは思うけど、登場人物達のキャラが立ってて普通に面白い。

児童小説らしく、イラストも入っているので、イメージしやすいのもきっと良いのでしょう。

はやみねかおるさんは、小学校教師をしながら本作を書いたようですが、バイタリティがすごい。

「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズとして全14巻出ているみたいで、さっと読めるので、すべて読んでみても良いかも。

はまログ評価3.5

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