【レビュー】「我が友 スミス」(はまログ評価3.4)

ちょっと知ってる人が、気づいたら芥川賞候補作の作家になっていた。

気になるのでさっそく読んでみた!

あらすじと感想

前代未聞の筋トレ小説、誕生!

「別の生き物になりたい」。
筋トレに励む会社員・U野は、Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、
O島からボディ・ビル大会への出場を勧められ、
本格的な筋トレと食事管理を始める。しかし、大会で結果を残すためには
筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった――。

鍛錬の甲斐あって身体は仕上がっていくが、
職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、
母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。
モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。
彼女が決勝の舞台で取った行動とは?
世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作。

とても読みやすく、2時間足らずでさらっと読める筋トレ小説。

最後のシーンがカッコよくて、爽やかな読後感でした。

ちなみに、「スミス」ってなんだと思ったら「スミスマシン」のこと!

筋トレをする意味とはなんなのだろうか。

関係ないけど、きんにくんのyoutubeが良かった。

【優勝】It's My Lifeでアメリカが揺れました。マスターズ40歳以上のクラスで優勝しました。【マッスルビーチインターナショナルクラシック2022】

あと、U野さんが、どうしても作者の顔のイメージで想像してしまった。

映画化もしやすそうなストーリーなので、期待!

はまログ評価3.4

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